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スロウリ

映画『ハッピーアワー』について

tsubametobu.hatenablog.com

 

"田中さんが仰っていた通り、拓也って全然悪いことをしている自覚がない。なぜなら彼にとって、こずえとの関わりは普通に自分の仕事をしているだけだから。そして、こずえのイベントを開くにあたって、妻である芙美に「仕事の中でできる範囲の協力をして欲しい」って頼んでいるだけで、芙美が嫌な思いをするとは全然思いもしない。多分、芙美から「協力できない」って言われたら、拓也は「いいよ、わかった」って言うんですよね。"

 

 

"男性は、取り決めの中で「ここまでやってるからいいでしょ」っていうスタンスをとりがちなんですよね。拓也もそうで、「ここまでは俺の役割だからやるよ。役割は果たしてるからいいでしょ」って全然悪気なく思っている。だからそれで女性に怒られる意味がわからない。意地悪でもなんでもなくて、純粋に「やることやっているのに、何で?」と。それ以上、求めてくれるなって線引きをしているんですね。拓也はまだ若くて、90年代に育ったくらいの年齢設定ですが、その世代の男性はさっき『POPEYE』の話でもあったみたいに「女性をケアしないとね」って知識として学んでいるんだけど、「この程度のケアで、これでいいでしょ?」って具合だったりする。これをやられてしまうと、結局のところ、状況として何も言えなくなる、女性は。"

 

lorf

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きのう、お母さんが夢にでてきた

 

たぶん、まだ病気になる前

わたしは大人の体なのにまだ学生で、学生カバンを持って玄関をでようとしている

 

真っ白なスニーカーを履いて 外はまぶしい光で目がくらむほどに

 

お母さんはすべてを受け入れて、覚悟を決めたような、おだやかな笑顔だった

 

 

今のわたしを、あなたは天国からどんな顔で見ていますか?

がんばって生きてるよ あなたたちの分まで

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"少しあとになって、もっとあとになって、きっと思い出したいのはハレの日の何かじゃなくてこういういつもの、あたりまえに思っていた何か。あたりまえは、実は、ずっとは続かない。"

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"眠りにつく前のベッドの中の温度、
焼きたてのパンの匂い、
お風呂の中で体が拡がる感じ、
雲の形や夕方の光に感じる幸福感、
音楽の快感、…"

 


言葉が苦手だ
滑舌がいい方ではないし、言葉を選びすぎて(選ばなさすぎて)、想いからかけ離れた言葉を発してしまうことも、多々ある

 

思い浮かべる時はだいたい色が先行する そこから少しずつ風景が形作られていく


言葉はいつも無理やりはめ込む 合わないピースとピースみたいに

写真や音は、その、伝えきれない言葉の想いをすくい取って、彩りを与えてくれる気がしている 

 

 

***

海に行きたい それだけでいい